男らしさとはいったいなに?
男らしくなりたいなら、まずは男らしさとはなんなのかを言語化できるようにしたいものです。「男らしさとはこんな感じかな」とぼんやりとしたイメージしかないと、男らしさを身につけることはできません。
男らしさとは
男らしさとは、男性であることがはっきりと表れている様子のことです。身体的な見た目が男らしい人もいれば、中身が男らしいという人もいます。あるいは、その両方を兼ね備えた人もいることでしょう。
とはいえ、特定の男性のことを「男らしい」と感じるポイントは人によって異なるものです。
鍛え上げられたマッチョな体を見て男らしいと感じる人もいれば、スーツを着た男性の背中の広さを見て男らしいと感じる人もいるでしょう。
女性であれば、重い荷物をさりげなく持ってくれたり、高いところにある物をさっと取ってくれたりする男性に男らしさを感じることもあります。
また、悩み相談に優しく乗ってくれたり、予想外のことが起きても落ち着いて対応していたりできる精神的な強さがある男性に惹かれる女性は少なくありません。
このように、男らしさについては人それぞれ認識の違いがありますし、また男女での違いもあります。女性にモテたいなら、女性から男らしいと見てもらうことが大切です。
男らしい方が良い?
最近では、男性と女性の中間の雰囲気を持っている中性的な男性がモテる時代になってきているので、男らしさを出すべきなのか悩む人もいるかもしれません。
確かに中性的な男性は女性目線で物事を考えられたり、性格も優しく思いやりがあったりするので、共感や癒しを求める女性からは人気があります。
とはいえ、いまでも男らしい男性は変わらずモテています。もともと中性よりの顔立ちであるとか、中性的な男性を目指しているというのでなければ、男らしさを磨くほうがずっと自然です。
「男らしさ」を女性が感じるポイント
男性が思う男らしさと、女性が思う男らしさは違うことが少なくありません。ここでは、女性が男らしさを感じるポイントを紹介しますので、女性から見て自分が男らしいかどうかチェックしてみてください。
見た目
■男らしい身体
お腹がポッコリ出ていて締まりがない体型の男性からは男らしさを感じるのは難しいものです。ほど良い筋肉がついていて、肩から腰が逆三角形になっている体型の男性に、女性は男らしさを感じます。
「スーツを着てしまえば体型なんてわからないのでは?」と考える男性もいるかもしれませんが、それは間違いです。逆三角形の体型の男性は、スーツを着用したときの後ろ姿が違います。肩幅の広いたくましい後ろ姿を見て、キュンキュンする女性は少なくありません。
■真剣な眼差し
普段はニコニコしているけど、仕事のスイッチが入ると真剣な眼差しになる。・・・そんな男性のギャップに女性は男らしさを感じます。
常に真面目な男性だと「近寄りにくい」と感じる女性が多いですが、そうではない男性が真剣になる瞬間というのは女性をドキッとさせます。
■清潔感のある見た目
女性は清潔感のある見た目の男性を好みます。「男らしさ=ワイルド」と考えて、ムダ毛は伸び放題で無精ヒゲを生やしているのが良いと思い込んでいる男性もいますが、それはNGです。
伸びっぱなしのムダ毛や無精ヒゲは、不潔な印象を与えます。
女性に好印象をもってもらうためには、髪の毛はきちんと整え、ヒゲやムダ毛はきれいに処理しておくことが大切です。もちろん、着用するスーツやシャツもシワや汚れのないものにしましょう。
中身
■約束を守る
約束したことは毎回守る、都合が悪くなっても約束を守る最大限の努力をしてくれる男性に、女性は男らしさを感じます。
約束を守ることで相手に誠実さを伝えることができますので、約束したことは必ず守る、守れないような約束はしないようにしましょう。
■過去のことを引きずらない
過去の失敗などをいつまで経っても引きずっている男性というのは、女々しく見えてしまい男らしくありません。
過去のことは過去のことと割り切って、これからどうしたら良いかという前向きな思考を抱くような男性に女性は惹かれます。
■余裕を持っている
余裕がある男性は、女性からすると包容力があり安心できる存在に見えます。女性が慌てるような状況で落ち着いて対応することができる人は、女性から見て男らしい男性です。
余裕を持つ男性になりたいなら、これから起こる可能性があることをなん通りも想定しておくことが役立ちます。そうしておくと、ほとんどの出来事は予想外のことではなく想定内のことになるので動じることはありません。
■決断力と行動力がある
人任せにするのではなく、自分でしっかりと決断でき、やるべきことを先延ばしせずに行動に移せる男性は、男らしさがあります。
女性とのデートが決まったときに、デートの行き先や食事する場所などを決められなかったり、相手任せにしていたりすると優柔不断な人と思われる可能性が高いです。
どこに行くか、なにを食べるかなどについて自分の意見をしっかり持っておくようにすると、女性から決定権をゆだねられたときに迷うことなく決断することができます。
■信念を持っている
自分の中でひとつの大きな信念を持っている男性は、生き方に一本の筋が通っていますし、問題に直面したときにも信念に従って対処していきます。
女性は、信念を持っている男性に男らしさを感じますし、その人を支えたいと思うようになるので、信念を持っておくことは大切です。
■レディーファースト
ちょっとした気配りが自然にできる男性を男らしいと感じる女性は少なくありません。例えば、エレベーターのドアを押さえておく、お店のドアを開けておく、さりげなく車道側を歩くといった気配りです。
こうしたレディーファーストな対応ができると、女性から紳士的な人、女性を大切にする男らしい人と見てもらうことができます。
間違った男らしさは悪い印象に見えることも
男らしさを出そうと変にかんばってしまうと、女性から引かれてしまう可能性もあります。次のような男性は、女性に悪い印象を与えかねないので気をつけましょう。
オラオラ系
男らしい人の代表的なタイプがオラオラ系と考える男性もいますが、女性がオラオラ系の男性に男らしさを感じるとは限りません。
オラオラ系の男性について、「怖い」「強引に迫ってくる」といったイメージを持っている女性も少なくありません。そのため、オラオラ系の雰囲気を出すと女性から避けられてしまう可能性もあります。
ドラマや漫画にある胸キュンシーンの壁ドンやあごクイをちょっと強引にやるのも完全にNGです。
超イケメンが壁ドン、あごクイをするのはまだ許されるかもしれませんが、普通の男性が壁ドンやあごクイをするのは、女性にとっては恐怖でしかありません。
オラオラ系の男性の中には喧嘩が強いアピールなどをする人もいますが、女性は喧嘩という言葉を聞いて周りに迷惑をかける人、怖い人というイメージを抱きます。
悪い印象を残すだけになる可能性が高いので、喧嘩が強いアピールなどは間違ってもしないように注意してください。
武勇伝ばかり話す
女性から「すごい」「男らしい」と思ってもらいたくて武勇伝ばかり話す男性もいますが、これも逆効果。
武勇伝を聞かされた女性は「すごいですね」と言うかもしれませんが、心の中では「勘違いしている男」と思っている可能性が高いです。
男らしさをアピールするために話したつもりの武勇伝は、ただの自慢話に聞こえてしまう可能性もありますので、武勇伝ばかり話すのは避けましょう。
仕事命すぎる
仕事に打ち込む男性はかっこいいですが、仕事命すぎる男性―つまり、生活が完全に仕事メインになっているような男性は女性から引かれてしまいます。
話題が仕事のことばかりだったり、残業や休日出勤が多いことを自慢げに話していたりする男性は、仕事命すぎる人と判断されてしまいがちです。
オンとオフをしっかりと切り替えられる人で、趣味も楽しんでいる人のほうが女性には良い印象を与えることができます。
まとめ
男らしさとは、男性らしさがはっきりと表れている様子のことです。見た目が男らしい人もいれば、中身が男らしいと思われる人もいることでしょう。女性が考える男らしさと、男性が考える男らしさとは異なることが多いので、女性にモテたいなら、女性から見て男らしい男性を目指すことが大切です。
この記事で紹介した男らしさのポイントを参考に、自分磨きを頑張ってみてください。そうすれば、女性から男らしいと思ってもらえるような男性に近づけるでしょう。