筋トレのメリット8つ!継続が難しい人におすすめのダイエット法は?

2022.04.21

ダイエット

ダイエットやボディメイク、健康のためなど、筋トレをはじめる理由はさまざまでしょう。継続するには、根気もやる気も必要です。

そこで今回は、筋トレで得られる8つのメリットについて紹介します。モチベーションが続かなそう・・・という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

また、人によっては異なる方法が合う場合もあります。本記事では、筋トレを行う際によくある悩みや、筋トレ以外のダイエットの方法が向いている人についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

この記事は約7分44秒で読み終わります。

 

良いことばかり!筋トレをする8つのメリット

 

まずは、筋トレによって得られるメリットは、以下の8つです。

 

それぞれについて詳しく解説していきましょう。

 

・太りにくい体質を目指せる
・免疫アップにつながる
・疲れにくくなる
・姿勢が良くなる
・冷え、コリの改善に役立つ
・睡眠の質を向上させるのに役立つ
・ストレス発散になることがある
・有酸素運動の効果を高めるのに役立つ

 

1.基礎代謝がアップする

 

筋トレで筋肉量が増加すると、体が消費するエネルギーである「基礎代謝」がアップします。

 

基礎代謝がアップすると消費カロリーが増加するため、食べても太りにくく痩せやすい体を目指せるのも特徴です。

 

そのため、筋力があればそれほど無理に運動を継続する必要がなく、健康的な体型をキープできるようになります。

 

2.成長ホルモンの分泌を促す

 

筋トレを行うと筋繊維の損傷が起きますが、その修復段階で、成長ホルモンの分泌が促進されます。

 

成長ホルモンは、筋肉をつくるだけでなく体の免疫力向上や脳の疲労回復にも役立つとされています。また、体内のさまざまな物質をエネルギーに転換する役割をもっており、筋トレだけでなくダイエットにも欠かせません。

 

加齢とともに減っていく成長ホルモンの分泌を筋トレによって促すことで、健康的な体を維持することにもつながるでしょう。

 

3.体力がつく

 

筋トレを行うと、持久力の向上につながり、体力がついた実感が得られるのもメリットのひとつです。

 

たとえば、以前よりも長時間歩けるようになったり、階段の昇り降りが楽になったりするなど、疲れにくいと感じることも増えるでしょう。

 

日常の運動が楽になるため、筋トレの継続は疲れにくい体を目指すことにもつながります。

 

4.姿勢が良くなる

 

筋トレには、姿勢が良くなるメリットもあります。姿勢を維持するためには、体を支えるのに重要な腹筋や背筋、脊柱起立筋などを鍛えなければなりません。

 

姿勢維持に必要な筋肉が衰えると正しい姿勢がキープできなくなり、姿勢が悪くなるのです。

 

筋トレによって体のさまざまな筋力をバランス良く鍛えることができれば、姿勢維持に必要な筋力のアップにもつながります。

 

「筋力が衰えて猫背になっていた」「正しい姿勢を意識しているのに続かない」という人は、筋トレで姿勢が改善するかもしれません。

 

また、姿勢が良くなると体にかかる負担も軽減されるため、肩こりや腰痛の改善、予防にも効果が期待できます。

 

5.冷えやコリの改善につながる

 

筋トレを行うと、基礎代謝がアップすると上述しました。基礎代謝の向上によって血行が促進されると、冷え性や肩こり、首こりの改善につながる可能性があります。

 

また、体の固まっていた部分もほぐれやすくなるため、慢性的な肩こりなどの不調に悩んでいる方は、筋トレで解消できる場合もあるでしょう。

 

6.質の良い睡眠がとれるようになる

 

筋トレは、適度な疲労感を感じることができるため、質の良い睡眠がとれるようになるメリットがあります。

 

筋トレをすると体だけでなく脳にも負荷がかかり、深い眠りにつきやすくなるためです。

 

人間は、深い睡眠(ノンレム睡眠)と浅い睡眠(レム睡眠)を繰り返しています。筋トレを行うと、深い睡眠になっている時間を増やすことができるため、睡眠の質が向上するのです。

 

睡眠が浅いときは脳が活発に働いており、記憶の定着などを行っていますが、深い睡眠をしている際には脳も休息状態になっています。

 

深い睡眠中は、脳や肉体の疲労回復を行っているため、睡眠の質が向上すれば免疫力アップにもつながるでしょう。

 

7.ストレス発散になる

 

筋トレは、ストレス発散にも良いとされています。人は、ストレスを受けるとストレス対抗ホルモンである「コルチゾール」の分泌が促進されます。

 

コルチゾールの分泌量が増えた状態が長期間続く(長期間ストレスにさらされている)と、精神疾患や免疫疾患を引き起こす原因になりかねません。また、コルチゾールは分泌量が増えると筋肉をエネルギー源として分解してしまいます。

 

筋トレをした際に分泌される「テストステロン」は、筋肉の増量を促すホルモンであるのと同時に、メンタルヘルスの改善にも役立つといわれています。

 

また、筋トレに集中することや終わった後の達成感もストレス発散になるため、適度な筋トレはストレス軽減にもつながるでしょう。

 

8.有酸素運動の効果を上げられる

 

筋トレは、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動の効果を高めるメリットもあります。

 

有酸素運動を行う前に筋トレをすることで体内の血液循環が良くなり、効率的に運動ができて脂肪も燃焼しやすくなるためです。

 

また、筋トレで体幹が鍛えられると、安定した正しいフォームで運動ができるようになり、ケガの防止にもつながります。

 

さらに、筋トレで筋力がアップすると持久力も向上するため、有酸素運動も継続しやすくなるでしょう。

 
 

やるなら注意しておきたい!筋トレをする4つのデメリット

 

ここからは、筋トレをする際に注意しておきたいデメリットについて解説します。

 

1.効果を実感するのに時間がかかる

 

筋トレは継続することが重要とされており、筋力アップを実感するまでに時間がかかります。

 

一般的に、筋トレの効果が出るまでには3ヶ月以上かかるといわれているため、それまで筋トレを行う時間を生活の中で確保し続けなければなりません。

 

自宅でのトレーニングだけでなく、ジムなどに通って筋トレを行う場合には、仕事帰りなどプライベート時間を削る必要がでてきます。

 

仕事やプライベートを大切にしている人の場合、継続が難しくなり、なかなか成果につながらないこともあるかもしれません。

 

2.ジムやサプリはお金がかかる

 

筋トレを継続するためにジム通いを始める人も多いですが、入会費や月謝、ウェアの購入など、一定の投資が必要です。

 

また、筋トレの効果を高めるためにプロテインやサプリメントを飲む場合には、その分のお金も必要になるでしょう。

 

自宅で筋トレを行う場合でも、筋トレグッズを購入したり、自宅内にマシンを設置したりするのにも出費がかさみます。

 

長期的にお金がかかる可能性があり、金銭的に余裕がないと生活に支障が出るかもしれません。

 

3.ケガの心配がある

 

筋トレにはケガのリスクがあります。とくに、自分で筋トレをする場合には、負荷のかけ方や正しいフォームが分からず、ケガにつながるケースも少なくありません。

 

自分自身で筋トレを行う際には、以下のようなポイントを確認しましょう。

 

・正しいフォームでできているか
・ウォーミングアップをきちんと行ったか
・クールダウンまで行ったか
・食事量を制限しすぎていないか
・睡眠は充分に取れているか

 

自分が正しい方法でトレーニングできているか分からなければ、ジムなどで聞いてアドバイスをしてもらうことをおすすめします。

 

4.洋服が合わなくなる

 

筋トレをはじめると、痩せて細くなったり筋肉がついて体格が良くなったりするため、持っている洋服のサイズが合わなくなることがあります。

 

筋トレが習慣化していくと、洋服を買い替える頻度が高くなることも少なくありません。

 

今まで着ていたお気に入りの服が合わなくなるなど、場合によってはおしゃれを楽しめなくなるおそれもあるでしょう。

 

しかし、今までなかなか手を出せなかったような、体のラインが目立つ服装なども着こなせるようになります。自分の体の変化を楽しむとともに、新しい服を変える喜びを見つけると良いかもしれません。

 
 

筋トレでよくある悩みと対処方法

 

ここからは、筋トレを行うにあたってよくある悩みや、その対処方法について紹介します。

 

何からはじめたら良いのかわからない場合

 

筋トレをスタートしようとしても、どのようなトレーニングからはじめれば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。

 

また、効果的なトレーニングのやり方や正しい姿勢などがわからないというケースも少なくありません。

 

近年は、無料の動画配信サイトなどを通じて、プロがトレーニングの方法やコツについて解説しているものも多くあります。気になるものを見てみて、自分にもできそうと感じた内容から参考にしてみると良いでしょう。

 

「動画ではわかりにくい」「自分が動画のとおりにできているかわからない」という場合には、ジムなどで直接レクチャーしてもらうのも良いです。

 

ジムなどでレクチャーを受けると、自宅でできるトレーニング方法や食事内容などのアドバイスももらえます。何からはじめれば良いかわからないときは、ジムの入会も検討してみてはいかがでしょうか。

 

まとまった時間が取れない場合

 

トレーニングのためにまとまった時間が確保できず、筋トレに着手できない方もいるでしょう。

 

たとえば、ジムに通う時間がない、筋トレをする時間が確保できない、仕事やプライベートが忙しい、などのケースです。

 

そもそも筋トレは、長時間やることよりも短時間で継続することの方が重要とされています。

 

そのため、まずは自宅で歯磨きの間にかかとの上げ下げ運動をしてみる、お風呂上がりの少しの時間にテレビを見ながら行うなど、まずは短い時間だけでも取り入れてみると良いでしょう。

 

ジム通いに不安がある場合

 

ジムで筋トレをはじめる場合「ジムの会費が高い」「会費ぶん通えるか心配」など、ジム通いに対して不安がある人も筋トレがなかなか続かない人に多い傾向です。

 

ジムでは、24時間利用できるプランのほかに、平日のみ利用できるものや時間帯が限られているプランなどもあります。

 

仕事帰りに寄りたい人は「平日限定、18時以降限定」などのプラン、土日にゆっくりトレーニングしたい人は「土日限定プラン」など、自分に合ったプランを選択すると良いでしょう。通い続けることや費用面で不安がある人は、手頃なプランからはじめてみるのもおすすめです。

 

また、ジムが遠ければ、移動時間の確保も必要になるうえに、雨の日や暑い日、寒い日などは通うことが億劫になってしまうかもしれません。ジムに入会する際は、職場や自宅から通いやすいところにすることがポイントです。

 
 

筋トレ以外でダイエットにおすすめの方法

 

ダイエットを目的に筋トレをはじめる場合、筋トレ自体が負担になってダイエットを挫折した経験がある方も多いのではないでしょうか。

 

ここからは、筋トレ以外でダイエットにおすすめの方法を紹介します。また、筋トレと組み合わせることでトレーニング効果をさらに引き出すことができるものもあります。

 

有酸素運動

 

有酸素運動は、中性脂肪や体脂肪を落とすのに良いとされています。筋トレよりも筋肉への負担が軽く、続けるうちに心肺機能も高まっていくため、続けやすいでしょう。

 

筋トレのような専用器具がほとんど必要ないため、誰でもはじめやすいのではないでしょうか。

 

ただし、有酸素運動だけでは基礎代謝の向上にはつながりません。筋トレと組み合わせて行うことで、よりダイエット効果を引き出すことができます。

 

食事制限

 

食事制限は、体重を落とすうえで有効な手段のひとつです。ただし、まったく食べない、単一の食材ばかり食べる、糖質摂取をゼロにするなどの無理なダイエットは体調を崩す原因になりかねません。

 

そのため、消費カロリーが摂取カロリーを上回るように調整することを前提とした食事制限がおすすめです。

 

まずは、自分が1日に摂取しているカロリーを把握し、客観的に食事内容を検討し直すことが重要です。

 

食事内容を見直す際には、野菜や果物を増やす、糖質を制限する、1日1食プロテインに置き換えるなど、栄養バランスを考えながら調整を行いましょう。

 

とくに、筋トレを継続して行うのであれば、筋力アップや疲労回復に欠かせないたんぱく質やビタミン類を多く摂ることをおすすめします。

 

エステ

 
 

ダイエットやボディメイクを行いたいのであれば、エステに通うのも方法のひとつです。プロから施術を受けられるだけでなく、食事制限や運動のコツなどのアドバイスを受けることができます。

 

また、エステで施術を受けるのと同時に、有酸素運動を組み合わせるのもダイエットに良いでしょう。

 

定期的に施術を受けることで、ダイエットのモチベーション維持にもつながるため、状況に応じてエステを検討してみることもおすすめです。

 
 

まとめ

 

筋トレは、ダイエットやボディメイクだけでなく、健康の維持にもつながるなど、さまざまなメリットがあります。

 

継続することが重要なため、無理に高負荷なトレーニングを行うよりも、できることから少しずつ続けて習慣化していきましょう。

 

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