筋トレが続かない原因と挫折する人の共通点
そもそも、どうして筋トレが続かないのでしょうか?原因と挫折する人に多い共通点について紹介します。
目標が明確になっていない
はっきりとした目標があると、少々きついことでも頑張って続けようと思えるものです。しかし、明確な目標がないと、大変な思いをしてまでやりたいと思えません。
筋トレが続かない人は、目標が明確になっていないことが多いです。何となく痩せたいから筋トレをしているだけでは、目標がはっきりとしていないため続きません。
筋トレを続けるためには、「〇ヶ月で〇kg痩せたい」など具体的な数値や期間を設定することが大切です。そうすれば、設定した期間内で目標を達成しようと頑張れるので、モチベーションがアップします。
優先順位が低いため忙しいと後回しになる
仕事と違って、筋トレは生きていくために必ずしないといけないものではありません。優先順位が低いため、仕事などで忙しいと後回しにしがちです。
「今日じゃなくてもいいや」という考えを繰り返して挫折する人は多くいます。
正しい姿勢で行えておらず体を痛めてしまう
筋トレは正しい姿勢で行わないと、ケガにつながります。自己流で筋トレを行うときの課題となるのが、正しい姿勢やトレーニング方法がわからないということです。
張り切って筋トレをはじめたものの、姿勢ややり方が正しくないために体を痛めてしまうと、しばらく筋トレは休まなければなりません。そうすると、筋トレを継続するモチベーションの維持は難しいでしょう。
また、これまで運動をしてこなかったのに自己流で高負荷なトレーニングを無理して行うと、辛くなって継続できなくなる原因となります。
筋トレを続けることのメリット
筋トレをはじめたばかりの頃は、すぐに効果が得られないため、辛いと感じることが多いかもしれません。
しかし、辛くても継続することにはメリットも多くあります。筋トレをやることのメリットを知っておくと、挫折を避けられるでしょう。
姿勢が良くなりスタイルが良く見える
筋トレをすると、姿勢を維持するための筋肉がつきます。その結果、無理なく正しい姿勢を維持できるようになるため、姿勢が良くなるのがメリットです。
また、筋トレをすると、体が引き締まり、体にメリハリが出てきます。スタイルが良くなるため、服がかっこ良く着こなせるのもメリットといえるでしょう。
体が引き締まると、これまではぽっこりお腹が目立つからといった理由でできなかったようなファッションにも挑戦できるようになります。ファッションの幅が広がるため、オシャレをするのが楽しくなるでしょう。
QOLの維持や向上につながる
筋トレを継続すると、体力が向上して日常生活の動作が楽になります。例えば、階段の昇り降りで息切れしにくくなったり、徒歩移動を辛いと思わなくなったりすることがあるでしょう。
また、年齢を重ねると足の筋肉が衰えて、転倒のリスクが高まってしまうおそれがあります。筋トレで足の筋肉を鍛えることで転倒予防になり、ケガを防ぐことができるため、生活の質が向上します。
睡眠の質アップやストレス耐性の向上
筋トレをした後は程良い疲労感があるので、スムーズに寝つけることが多くなるでしょう。ぐっすりと眠れやすいので、睡眠の質の向上にもつながります。
また、筋トレを行うと、セロトニンというホルモンの分泌が促進されます。セロトニンは、やる気アップやストレスの軽減につながるホルモンです。そのため、筋トレはストレス耐性の向上につながるというメリットもあります。
筋トレを習慣化するためのポイント
これまでに筋トレが続かなかった経験があると、また続かないかも…と不安になるかもしれません。しかし、工夫をすることで筋トレを習慣化することは可能です。
筋トレを習慣化するためのポイントを紹介します。
具体的な目標と期間を決める
まずは具体的な目標を立てましょう。ただ単に「痩せたい」という目標ではなく、「〇kgになる」といった具体的な数値を挙げることが大事です。
また、その目標を達成するための期間も決めておきましょう。「1週間で5kg落とす」といった無理のある目標だと続かないので、長いスパンで見るのがおすすめです。
例えば、理想の体重を設定したうえで、1年間でその目標を達成すると決めます。そして、その最終目標を達成するために短期の目標を決めましょう。半年、3ヶ月、1ヶ月と分割して、それぞれに細かいゴールを設定するのです。
そうすると、小さな目標をひとつずつ達成するたびに達成感が得られるので、筋トレを継続するモチベーションがキープしやすくなります。
小さな変化に気づく
筋トレをはじめたからといって、すぐに理想の体型になることはできません。なかなか思うような効果が実感できないと、続けていくモチベーションをキープしにくくなるでしょう。
モチベーションをキープするために意識したいのが、小さな変化に気づくことです。体重や体脂肪の数値だけでなく見た目の変化にも敏感でありましょう。
鏡を毎日見て体型の変化をチェックするのはおすすめです。体重や体脂肪は変わっていないとしても、鏡でチェックするとお腹が少し引き締まってきたとか、ズボンに少しゆとりが出てきたといった変化に気づくかもしれません。このような少しの変化でも実感できると、筋トレを継続するモチベーションが得られます。
また、スタミナ面での効果にも意識を向けてみるのも良いでしょう。階段の昇り降りが楽になったとか、徒歩での移動が苦に感じなくなったといった変化を実感すると、着実に筋トレによる効果が得られていると気づけます。
過度に高負荷なトレーニングを行わない
はじめから負荷が大きいトレーニングを行うと、辛くなったり、体を痛めたりして挫折する原因になりやすいのでおすすめできません。
最初のうちは比較的楽にできるトレーニングからはじめましょう。簡単なトレーニングから少しずつはじめて、慣れてきたら負荷のかかる筋トレにシフトしていくと、無理なく継続できます。
無理に毎日行わなくても良い
初心者は週に3日程度からはじめると良いといわれています。筋肉痛が出ているときは、筋トレを休んでも構いません。
また、筋トレをする時間は1日に30分~1時間程度が目安です。無理して長い時間トレーニングに取り組むと、継続するのが難しくなります。無理のないペースで筋トレを行うようにしましょう。
ここで紹介した方法を意識すると、筋トレを習慣化することができます。しかし、ひとりだとモチベーションのキープが難しいと感じる方もいることでしょう。
ひとりで継続することが難しければ、エステに行ってみるのもひとつの方法です。エステではプロによって痩せるためのメニューを考えてもらえるので、ひとりだと続かない人も継続しやすいのがメリット。相談しながらダイエットに取り組めるので、安心感が違います。
まとめ
筋トレによる効果が実感できるようになると、トレーニングを行うのが楽しくなります。しかし、筋トレの効果はすぐには現われないため、途中で挫折してしまう人が多いのも実情です。
これまでに筋トレに挑戦したことはあるものの続かなかった経験がある方は、この記事で紹介した原因に当てはまる点がないか確認してみましょう。続かないのには理由があるので、その理由を見極めて対策を講じることが大事です。そうすれば、今度こそは筋トレを習慣化できるようになるでしょう。