食べても太らない時間はいつ?太りにくい食べ方のコツ7か条!

2022.03.24

ダイエット

同じぐらいの食事量なのに、太る人と太らない人がいますよね。その違いは、食事をするタイミングと食べ方にあります。これらを意識すれば、食べても太りにくい体を手に入れやすくなります。

そこで今回は食べても太らない人の特徴を解説したうえで、食べても太りにくい時間帯や食べ方、体づくりのポイントなどをご紹介します。「最近、太りやすくなった…」とお悩みの方は、ぜひご一読ください。

この記事は約6分1秒で読み終わります。

 

食べても太らない人の特徴

 

食べても太らない人の特徴として、以下の3つの共通点が挙げられます。

 

・腸内環境が整っている
・基礎代謝量が高い
・姿勢が良い

 

この3つは食べても太らない体づくりをするうえでとても大切な要素となるので、それぞれのメリットもあわせてご紹介しましょう。

 

腸内環境が整っている

 

食べても太らない人の多くは腸内環境が整っており、排便がスムーズにできるという特徴があります。

 

便秘になってしまうと便に含まれる水分を腸が吸収し続けて、腸がむくんだり血行が悪くなったりして太りやすくなります。反対に腸内環境が整っていれば余計なものが体に残らず、むくみになりにくいので太りません。

 

また、便秘が続けば腸の位置が下がりスタイルが崩れることもあります。そのため、太りにくい体、スタイルの良い体を手に入れるためには、腸内環境を整えることがポイントになります。

 

基礎代謝量が高い

 

私たちの体が消費する1日のエネルギー量は、日常生活や運動などの活動量だけでなく、その人が持っている基礎代謝量によっても変わります。

 

そして、基礎代謝量は1日に消費するエネルギー量の約6割を占めているので、基礎代謝量が高い人は1日に消費するカロリー量もおのずと多くなるでしょう。

 

ちなみに、基礎代謝のおおよそ25%は筋肉で消費されます。よって、筋肉量が多い人は基礎代謝量も高くなるので太りにくくなります。

 

姿勢が良い

 

良い姿勢をキープするためには、お腹や背中まわりの筋肉を使うことが欠かせません。そのため、姿勢が良い人は、腹筋・背筋がバランス良くついており、腰回りに脂肪がつきにくい状態になります。

 

また、腹筋をしっかりと使って正しい姿勢をキープすることで、基礎代謝が上がるといわれているため、太りにくい体づくりができるでしょう。

 
 

食べても太りにくい時間帯はいつ?

 

食事を取るときはエネルギーとして消費されやすい時間や、脂肪になりにくい時間を狙うのがポイントです。

 

ここでは、食べても太りにくい時間帯を3つ紹介します。

 

起床後30分以内

 

起床後30分以内は摂取した糖質が運動エネルギーになりやすく、脂肪になりにくい時間帯です。この時間帯なら食べても太りにくいので、朝食はできるだけ起床後30分以内に食べるように心がけましょう。

 

たまに摂取カロリーを抑えようとして朝食を抜く人がいますが、空腹時間が長くなると次の食事で体が栄養を溜め込もうとするので逆に太る原因になります。

 

朝食は体温を上げて脳や内臓の働きを活発にするためにも大切なので、安易に抜いたりせずにしっかりと取るようにしてください。

 

ランチタイム

 

朝起きて日中活動し、夜になったら就寝するという基本的な生活スタイルなら、エネルギーを最も消費するのはお昼です。お昼に食べたものは、午後に活動するためのエネルギーとして消費されるため、余分に摂取したものが、脂肪に変わることもありません。

 

また、昼食は午前中に消費した分を補給するため、さらに午後の活動のためのエネルギーを蓄えるためにも重要になります。

 

食べすぎには注意ですが、ランチタイムは一日の中で最も多い食事量になっても大丈夫なのでしっかりと食べるようにしましょう。

 

午後のおやつの時間

 

人間の体には、余ったエネルギーを脂肪に変えて蓄えようとする「BMAL1(ビーマルワン)」というたんぱく質があります。

 

このBMAL1が活発に働く時間帯が「食べると太りやすい時間」であり、反対に動きが鈍くなる時間帯が「食べても太りにくい時間」と言われています。

 

そのBMAL1の活動が最も静かになるのが15時ごろです。お菓子を食べるなら、脂肪として蓄積されにくいこの時間帯を狙ってみると良いでしょう。

 
 

要注意!太りやすい時間帯とは

 

食べても太りにくい時間帯があるということは、当然太りやすい時間帯も存在します。その時間帯は、22時~深夜2時の間です。

 

この時間帯は、代謝が低下して脂肪を溜め込みやすくなります。夜はほとんど寝るだけになるので、エネルギーとしても消費されません。

 

また、BMAL1の活動が最も活発になる時間帯で、その活動量は昼間の約20倍にもなるのだとか。この時間帯にカロリーが高いものを食べてしまうと、体脂肪として蓄えやすくなるので注意しましょう。

 

帰宅が遅くなってどうしてもこの時間帯にしか食事が取れないようなら、カロリーや糖質が低いもの、脂肪になりにくいたんぱく質を含むものを選ぶようにしましょう。

 
 

太らないために知っておきたい食べ方7か条!

 

太らない食事は、時間だけでなく食べ方にもポイントがあります。食べても太らない体を叶えるために、以下の7つを覚えておきましょう。

 

1.夕食は早めに済ませる

 

前述したとおり、22時以降はBMAL1の活動が活発になります。そして、人間の体は夜になると副交感神経が優位に立ち、体を回復させようとして栄養を蓄えます。

 

脂肪を体に溜め込まないためにも、夕食はなるべく早めに済ませるようにしましょう。理想は20時ぐらいまでです。

 

2.たんぱく質や野菜をしっかり摂る

 

揚げ物などの高カロリー・高脂肪の料理は、脂肪として蓄積しやすいので避けた方がベターです。ポイントは、低カロリーで低脂質なものを食べることです。野菜や海藻、きのこ、こんにゃくなどはカロリーが低いので積極的に摂るようにしましょう。

 

そして、肉や魚、豆腐などのたんぱく質は脂肪になりにくい特徴があります。たんぱく質は筋肉をつくる材料で、基礎代謝量アップにもつながるので意識して食べるようにしてください。

 

3.炭水化物は少なめにする

 

私たちの体は血糖値が上がると、脂肪を蓄えようとします。炭水化物や糖質は血糖値を上げる働きがあるため、摂りすぎてしまうと体重増加につながります

 

炭水化物や糖質を含む食材を極端に抜く必要はありませんが、できるだけ少ない量で摂るよう意識して食事を取りましょう。

 

ちなみに、ご飯やパンには炭水化物だけでなく糖類も含まれています。ご飯なら玄米やもち麦、パンならブランパンが血糖値を上げにくいので、ご飯やパンが食べたくなったときはこれらのものを選んでみてください。

 

4.食べる順番を工夫する

 

食べる順番は、太りにくい体をつくる上で重要なポイントです。順番を工夫することで食事量を抑えたり、脂質や糖質を蓄えるスピードを緩やかにしたりなどの効果が期待できます

 

最初に食物繊維を多く含むものを、その後にたんぱく質、脂質、炭水化物の順で食べるようにしましょう。

 

食物繊維を先に摂ることで、糖質や脂質の吸収を抑えることができ、なおかつ満腹感が得やすくなります。

 

5.よく嚙んでゆっくり食べる

 

ゆっくり食べると脳内にある満腹中枢が刺激されるため、食べ過ぎを防止できます。忙しいときはあまり噛まずに急いで食べがちになりますが、噛む回数が増えると、唾液がたくさん出て消化も促進されます。

 

ゆっくり食べるためには、よく噛むことを意識して食事をしましょう。噛む回数の目安は、一口で30回ほどです。

 

6.間食はナッツやチーズにする

 

間食は、1日あたり200kcal以内を目安にしてください。食べるものはナッツやチーズ、ヨーグルト、カカオ含有分が多いチョコレートなど糖質をあまり含まないものが良いでしょう。

 

とはいえ、糖質をあまり含まない食品でも食べすぎると太る原因となってしまうので注意しなくてはいけません。小分けのものを選ぶと、食べすぎを防止できるのでおすすめです。

 

7.水分をしっかり摂る

 

水分が不足すると、血液や老廃物を回収するリンパ液の巡りが悪くなり、代謝が下がります。逆に、水分がしっかりと摂取できていれば、食べすぎの防止や便秘解消、デトックスなどにもつながります。太りにくい体づくりをするためにも、水分をしっかり摂ることを意識しましょう。

 

水分は1日に2Lほど、最低でも1.5Lは摂るようにするのが好ましいです。特にアルコールを飲むときは、水と交互に飲むと血糖値の上昇を防げるのでぜひ試してみてください。

 

食べても太りにくい体づくりのポイント

 

最後に、食べても太りにくい体質になるためのポイントをご紹介します。生活の中で以下のことに気を付けましょう。

 

早寝早起きを心がける

 

太りやすい時間帯としてBMAL1の活動が最も活発になる22時~深夜2時を挙げましたが、昼夜逆転の生活が続くと脳は昼間でも夜だと勘違いしてしまい、その時間帯以外もBMAL1を多く分泌してしまいます。

 

そうすると、太りにくい時間帯に食事を取っても体が脂肪を蓄積しやすくなってしまうので、規則正しい生活を送るようにしましょう。

 

ポイントは朝日を浴びることと、良質な睡眠を取ることです。朝日を浴びることで人の体は、体内時計を整えやすくなります。また良質な睡眠は体内時計を整えるだけでなく、エネルギー代謝の良い体へと導いてくれます。

 

ストレスを溜め込まない

 

人の体はストレスを感じると、コルチゾールと呼ばれるホルモンを分泌します。

 

コルチゾールはストレスに対抗するために分泌されるものの、一方で代謝を悪くして脂肪を溜めやすくしてしまいます。ちなみに、甘いものが食べたくなるのも、このコルチゾールの影響です。

 

太りにくい体を手に入れるためにも、ストレスを上手く発散させて溜めこまないようにしましょう。お風呂にゆっくり浸かる、リラックス効果のある香りを嗅ぐなど、日常生活で無理なくできるリラックス法を取り入れると良いでしょう。 十分な睡眠を取る

 

十分な睡眠を取る

 

睡眠は体内の修復や成長、疲労回復だけでなく、感情整理やホルモンを整える役割があります。睡眠不足だとストレスが溜まったり、体脂肪を分解するホルモンや食欲抑制をするホルモンなどのバランスが悪くなったりして、体型が崩れやすくなってしまうのです。

 

そのため、太りにくい体をつくるためには十分な睡眠を取ることが大切になります。睡眠時間の目安は7時間程度です。寝つきが悪い、夜中に何度も起きてしまうという人は睡眠の質を向上させる工夫をしましょう

 

定期的に体を動かす

 

太りにくい体を手に入れるためには、やはり運動は欠かせません。運動は週に3回程度を目標にして、定期的に体を動かすようにしましょう

 

運動というと筋トレやランニングなど、ハードなものをイメージする人もいるでしょう。しかし、軽い運動を行うだけでも基礎代謝はアップするので、まずは日常でできる運動を取り入れるようにしてみてください。

 

朝にストレッチする、階段を使う、こまめに掃除するなどでもOKです。小さなことからコツコツ積み重ねて、運動量を増やしましょう。

 

まとめ

 

太りにくい時間帯や太りにくい食べ方を知り、意識して行動すれば理想的な体を手に入れることができます。今回ご紹介したポイントを押さえて、太りにくい体づくりをしましょう。ただし、太りにくい時間帯といっても食べすぎると逆効果なので注意してください。

 

また、一人ではなかなか続かない、気を付けているのに思ったとおりの効果が現れないと感じている方は、メンズエステの痩身技術を体験してみるのもおすすめです。

 

エステでは体の気になるところにアプローチする施術とプロ目線でのアドバイスをしてくれます。太りにくい体を叶えるサポートをしっかりとしてくれるので、体型にお悩みの方は相談してみてはいかがでしょうか。

RELATED POSTS 関連記事