太ってる男は損なの?その理由とは
世の中には、太っている人や痩せている人、さまざまな体型の人がいます。太っていることをひとつの個性としている人もいるでしょう。
しかし、太っている男性は、さまざまなところで損をしている可能性があります。どんなところで損をするのか、3つの観点から詳しく解説します。
1.女性にモテにくい
太っていても女性からモテる男性はいますが、多くの場合では、マイナスイメージをもたれやすいといえるでしょう。
なぜなら、自己管理ができていない「だらしない男性」と見られてしまうことがあるからです。実際の私生活では、きちんと規則正しく過ごしていても、太い=食事に気をつけていない、太い=運動をしていないと見られてしまいます。
また、痩せている人よりも汗をかきやすく、不潔な印象がつきやすいのです。女性は、爽やかな男性を好む傾向にあるので、汗をかいたらすぐに拭く、汗臭くならないように心がけるなどして、常に清潔にするように心掛けなければなりません。
さらに、太った男性は「太っている」ということにコンプレックスを抱き、女性に対して消極的になることもモテにくい原因といえるでしょう。
2.身体に負担がかかる
太った体型は、身体にも大きな負担がかかります。たとえば、痩せた体型の人と比べると、少し歩いただけでも早く息が上がってしまうのです。
太れば太るほど身体も動かしにくくなって、痩せるために運動しようとしてもなかなかカロリーを消費するほど運動できなくなります。
身体が重くなれば、その体重がさまざまな関節にもかかってくるので、節々に痛みが出ることもあるのです。
3.不健康そうに見える
実際には不健康でなくても、見た目で不健康そうと判断されてしまいます。とくに、初対面の場合は、その人の性格や生活スタイルまでを知る術がありませんから、外見が大きく影響するのです。
不健康そうに見えることは、女性からだけでなく、ビジネス上の人間関係においても不利になるかもしれません。なぜなら、太っていると健康リスクが高く、ビジネスに影響が出るかもしれないと不安に感じられることもあるからです。ビジネス上で第一印象は重要です。ダイエットを成功させて、仕事の幅を広げましょう。
「太ってる」だなんてもういわせない!効果的なダイエット方法:食生活編
太っていると、さまざまな面で損をすることを解説しました。今太っている人も、ダイエットをすれば、健康的な体型になれるのです。
ここからは、ダイエットに効果的な食生活についてご紹介します。少しの工夫で、健康的にダイエットができるので、ぜひ普段の食生活に取り入れて実践してみてください。
たんぱく質を多めに摂取する
たんぱく質は、血や筋肉の素になる大切な栄養素です。ダイエット中にたんぱく質が多く含まれた食事を摂ると、身体の代謝を上げて脂肪を燃焼しやすくしてくれるといわれています。
また、たんぱく質を摂ると、たくさん食べなくても満腹感を得ることができるので、カロリーを制限するのに丁度いい食事法なのです。
たんぱく質は、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質に分類されます。動物性たんぱく質は、チーズやバターなどの乳製品や卵、肉や魚に多く含まれていて、植物性たんぱく質は、大豆やじゃがいもに多く含まれます。
このように、たんぱく質は多くの食材から摂取することができるので、メニューのレパートリーも豊富で、飽きずに食生活に取り入れられるのです。
野菜から食べ始める
食事を摂るときは、食べる順番にも気を配りましょう。野菜から食べ始める「ベジファースト」を実践すると、糖質の吸収がゆるやかになって太りにくくなるといわれています。
ベジファーストで痩せるコツは、食物繊維を豊富に含んだ野菜から食べることです。一例をご紹介すると、サラダ→味噌汁→魚や肉などのたんぱく質→ご飯や麺類などの炭水化物の順に食べると良いでしょう。
この順番に食べることで、血糖値の上昇を抑え、その結果インスリンの分泌も抑えられるので、脂肪として蓄えられにくくなります。
食事の順番を変えるだけで同じ食事を食べても太りにくい「ベジファースト」は、簡単に今日からできることなので、積極的に取り入れてみましょう。
「太ってる」だなんてもういわせない!効果的なダイエット方法:運動編
太っている体型を変えるには、食事だけでなく運動習慣も大切です。ここからは、ダイエットに効果があって、誰でもはじめやすい運動方法をご紹介します。
スクワット
スクワットは、スポーツジムや外へ出なくても、自宅で簡単にできる運動方法です。さらに、1回スクワットをするだけで、腹筋50~100回分のカロリーを消費できるといわれています。
少ない回数で多くのカロリーを消費できるので、効率よくダイエットできるのです。スクワットは、下半身を鍛えるための運動と思われがちですが、実は全身の筋肉を使うダイエット向けの運動といえます。
スクワットには多くの種類がありますが、ここではスクワットの基本型となる、ノーマルスクワットの方法をご紹介します。
まずは、スクワットの基本姿勢をつくりましょう。基本の姿勢は、肩幅と同じくらいに足幅を取って、足先はやや外側に向けます。背中が丸くならないように真っすぐ伸ばし、腕は頭の後ろで組むか前に突き出してください。
腕を振ってスクワットしてしまうと、腕の反動を利用することになって、スクワットの効果が半減してしまうので注意してください。
基本姿勢ができたら、ゆっくり息を吸いながら太ももが地面と並行になるまで膝を曲げて、上体を落としていきます。
上体を落としたら、次は息を吐きながら元の基本姿勢まで戻していきましょう。このとき、膝が伸び切らない位置まで戻すと、より効果的ですよ。
この動作を20回、頑張って繰り返します。20回1セットで30秒間休憩を挟んで、残り2セット、合計3セットすれば完璧です。
ウォーキング
ウォーキングも、ダイエットに非常に効果的な運動方法です。ランニングよりも身体に負荷がかかりにくく、誰でも簡単にできます。犬を飼っている人なら、毎日の散歩にウォーキングを取り入れやすいですね。
ウォーキングをダイエットに取り入れると、全体的に痩せることは確かですが、とくに効果があるのは、足やお腹周りです。足や腹筋が引き締まり、有酸素運動により効率的に脂肪を燃焼します。
ウォーキング自体は、運動強度が弱いので、すぐに効果が現れるものではありませんが、習慣化すると徐々に太りにくい体質になりますよ。
ウォーキングの効果を最大限にするために、歩いているときのフォームを意識しましょう。正しいウォーキングのフォームは、背筋を伸ばして胸を開き、腕を振りながら歩きます。歩くときは、歩幅を大きめにとって股関節をしっかり動かすことを意識してください。
歩く速度は個人差がありますが、息が軽く上がって汗ばむ程度が最適です。できれば30分から1時間を目安に、5キロから10キロは歩くようにしましょう。
ある程度、筋肉がついてくると、代謝が上がって体重も落ちやすくなります。できる範囲から少しずつ継続することを目標にスタートすると良いですよ。
まとめ
太っている男性が必ずしもモテないとはいい切れませんが、さまざまな視点からマイナスポイントになっているのは確かです。外見だけで人を判断できないとはいえ、初対面では外見での印象が大きくなってしまいます。
自分の印象を良くして、健康にハツラツと過ごせるように、ぜひ普段の生活にダイエットを取り入れてみてください。