コロナ太り…みんなどうやって対策しているの?

2020.06.26

ダイエット

最近「コロナ太り」という言葉をよく聞きますが、自分のお腹周りを見て、不安に思っている人は多いですよね。

今回は困ったコロナ太りの原因や、対処法をご紹介していきましょう。何とかしたいと思ったら、いまが改善のチャンスです。

この記事は約4分59秒で読み終わります。

 

コロナ太りはあるあるなのか?その実態とは

 

まずは最近よく耳にするコロナ太りの原因や、その実態を解説していきましょう。

 

感染症の拡散防止による自粛要請や、テレワークの推進で自宅に引きこもる男性の多くは、コロナが流行する前と比べて自分が太ったことに悩んでいます。なんとSNSでは「コロナ太り」というキーワードがトレンド入りしているほどで、他人事とはいえません。

 

実際にコロナ太りを感じている人にアンケートを実施したある調査結果からは、男性のコロナ太りの原因は主に、次の2つであることがわかってきました。

 

運動不足

 

コロナ太りを体験した多くの男性があげている原因は、運動不足です。そもそも男性は自宅外で働く人が多く、コロナの流行によって自宅に引きこもることで、確実に運動する機会が減っています。

 

コロナの飛沫感染防止で、自発的に営業休止措置をとったスポーツジムも多いです。いままで積極的に体型維持に努めてきた人も運動不足に陥り、消費カロリーが落ち込んでいます。

 

また、本来筋肉量の多い男性は通勤や日常的な買い物に出かけるだけでもカロリーを消費しますが、相次ぐ自粛の延長で、これもままなりません。運動不足は、コロナ太りの直接的な原因といってもいいでしょう。

 

その反面で、運動方法を指導するユーチューブの動画やアプリを使って、室内でできる運動に取り組む人もいます。家にいる時間が増えたことを上手に利用しながら運動し、体型維持もできて、一石二鳥です。

 

オンラインレッスンで発信者と一緒に運動に取り組むといったやり方もあるため、なるべく散歩をするなど、まずは軽めの運動から取り入れていくといいでしょう。

 

食べすぎ・飲みすぎ・間食の増加

 

コロナ太りの原因のもう一つは、食べすぎや飲みすぎでしょう。ひきこもり生活が長引くイライラや、先行きのない不安から、ストレス発散で無意識に暴飲暴食に走る人も多いですよね。そもそも運動する機会が減っているのにもかかわらず、同じように食事を摂り続けていれば、摂取カロリーが消費カロリーを上回って余計な贅肉が蓄積します。

 

また自宅内で過ごすと、どうしても間食が増えてカロリー過多になりがちです。オフィスでは人目があってお茶やおやつをそれほど摂ることはできないものの、自宅では制限がありません。

 

コロナの流行で自粛規制がされたことで、オンライン飲み会など、新しいコミュニケーション方法も広がっています。憂さ晴らしにはもってこいですが、仲間がいることへの気安さからついつい飲み過ぎ、カロリー摂取量を増やしてしまうため、これもコロナ太りを助長する一因とされています。

 
 

コロナ太りへの対策は何があるのか

 

それでは、男性のコロナ太りを改善する方法を詳しくご紹介していきましょう。コロナ太りの主な原因は運動不足と食べすぎ・飲みすぎですが、この2つは全く違うようでも、実は密接に関連しあっています。

 

肥満の改善は、健康の体つくりの基本です。スピーディーに、効率良くコロナ流行前の体型に戻ることを目指して、前向きに取り組んでいきましょう。

 

運動で筋肉量を取り戻す

 

コロナ太りを改善するには、運動で筋肉量を取り戻すことが早道です。

 

筋肉はカロリー消費を担う部位です。特にコロナ流行後は運動量とともに筋肉量が減り、カロリー消費をしにくくなっていることが肥満に拍車をかけているため、効率良く筋トレをして、筋肉量を増やしましょう。

 

男性のコロナ太りを改善する対策で重要なのは、無理をしないことです。外出自粛のために日常的に体を動かさなくなっているため、いきなりハードなランニングや長時間の筋トレを始めると、心臓などに過剰な負担がかかってしまいます。

 

腹筋やスクワット、ラジオ体操など、簡単に取り組める、軽めの運動から始めるといいでしょう。筋トレは1度にたくさんするよりも、毎日コンスタントにするほうが効果的です。無理のない範囲で、日常生活で運動する機会を増やしてください。

 

特に脚は大きな筋肉が集まっており、消費カロリーが大きいため、重点的に鍛えるとダイエットに効果的です。自粛解禁後の通勤で1駅分を歩く、エスカレーターはやめて階段を歩くなど、脚を鍛えて効率良くコロナ太りを改善しましょう。

 

食生活を改善する

 

筋肉の量を増やす場合は、食生活の見直しも必要です。筋肉はただ運動しただけでは増えません。体を作る栄養が必要不可欠です。筋肉のもととなるたんぱく質や、体を滑らかに動かすために必要なビタミン類が摂れる野菜を積極的に摂りましょう。

 

ささみや卵などの、脂肪分の少ない食材がおすすめです。過剰なカロリーは脂肪を蓄積する原因となるため、コロナ太り改善中は糖質が多い食材をできるだけ避けることをおすすめします。

 

チョコレートやポテトチップスなどの間食は、できるだけ控えましょう。自粛期間中のおやつの摂り過ぎも、コロナ太りの原因の一つです。口寂しいときやどうしても何かつまみたい場合は、ナッツに置き換えてみてください。しっかり噛むことで満腹感が得られ、良質な脂やビタミンも摂れて一石二鳥です。

 
 

何から取り組むべきなのか

 

男性がコロナ太りの改善を目指すなら、まずは体重をコントロールする意識作りから始めるといいでしょう。残念ながらコロナ太りを自覚しても、蓄積した贅肉はなかなか落ちるものではありません。

 

頑張っても結果が見えにくいとやる気が出なくなり、改善も中途半端で投げ出してしまいがちです。痩せるための意識作りから始めると、モチベーションを維持しやすくなり、良い結果につながるでしょう。

 

コロナ太り改善の第一歩は、自分の体の状態について知ることです。自分のお腹周りについた贅肉から目をそらすのはやめ、体重を測ってみましょう。自分の現在の体重を正しく知り、コロナ流行前と比較することで、自分がどうなりたいのかを見つめなおすことができますよ。

 

コロナ太り改善中は、毎日体重を図ることが成功のポイント。毎日継続して記録をとることで、それ以上太ることへの危機感を持つことができ、やる気の維持にもおすすめです。

 

ダイエットの具体的な目標を立てることも大事です。自分がこうありたいという目標を立てることでモチベーションアップができ、やる気も出てきて、前向きにコロナ太りの改善に取り組めるようになるでしょう。

 

ダイエットをするうえで目標を立てるポイントは、無理のない範囲で目標を設定することです。いきなりハードルを高くしてしまうと、その目標をクリアできなかったときの失望が大きく、反動から、やる気が出なくなってしまいがちです。

 

体重に関していえば、コロナ流行による自粛は始まる前の数値が最低ラインの目標です。時間をかけても問題はありません。まずは元の体型に戻ることを目指しましょう。

 

もちろん頑張れば、自粛前以上にスリムになることも夢ではありません。この場合も、無理な目標設定は厳禁です。まずはハードル低めに目標を設置し、クリアしたら、徐々に目標を上に引き上げていくといいでしょう。

 

人間頑張れるのは、ほんのちょっと高めの目標です。あともう少しだけという意識で頑張ることができ、達成感と満足感がやる気を引き出します。

 
 

まとめ

自粛で我慢が続き、さらに体型への不安もあると、ストレスがたまってしまいますよね。運動はストレス発散もできて、コロナ太りの改善におすすめです。

 

食生活を見直しと筋トレに取り組むことで、余計な贅肉をすっきり落としましょう。

 

RELATED POSTS 関連記事